かめらいふ

旅と写真と動物愛好家のカメラ日記。最近野鳥撮影にはまってます。

高原の鳥たちを求めて(奥日光 2021/07/17)

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夏鳥シーズンも終盤でちょっと寂しくなってきた今日この頃。
ずっと行ってみたかった戦場ヶ原や刈込湖に行ってきました。今回は前編の、戦場ヶ原~湯滝の鳥模様をお届けします。


日光駅周辺の鳥たち



早朝、日光駅で湯元温泉行きバスを待つ。日光駅のあたりにはイワツバメがたくさん飛んでいて、よく見ると駅舎に営巣していた。
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他のツバメと違って、モノクロのシンプルな色合い。…だがそれがいい!左の子のちょこっと顔を出してる感じが好き。
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巣の周りで固まっているこの子たちは巣立ち雛?よく見ると、一番右の子はくちばしが黄色い。東武日光駅の方にもツバメがいたけど、不思議とイワツバメはおらず普通のツバメしかいなかった。住み分けしているのかもしれない。
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また、駅付近の上空をなにがしかの猛禽が飛んでいた。
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トリミングして詳細チェック。図鑑で色々見たところ、小顔なのと次列風切りの模様からハチクマぽい?と思ったけど自信はない。どなたか断言できる方がいれば教えていただきたいです('◇')ゞ

戦場ヶ原へいざ出陣!



鳥たちのおかげで、バス待ち時間も苦にならず。やってきたバスに乗り込み、戦場ヶ原(赤沼バス停)に出発した。バスは東照宮参道、いろは坂中禅寺湖華厳の滝、龍頭の滝など通過しながら1時間ほどで赤沼に到着。いろは坂ではあまり車酔いせずに済んでホッとした。

入り口付近ではカラ類の鳴き声がして賑やかだった。かろうじてコガラちゃんを視界に捉えたけど、木陰で暗かったのもあり撮影はできず。


自然研究路の木道を歩いていると、湯川の対岸でキビタキが元気いっぱいさえずっていて、でも葉っぱも元気いっぱい茂っていて見えるわけがない。鳴き声のするあたりの白樺の近くでオレンジ色が見えた気がしたので、そこか!とズームしてみる。
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するとまさかのアカゲラだった。なるほど、おしりの赤を見間違えたのか……でも、会いたかったから嬉しい!


今はピンク色のホザキシモツケの花が見頃。湿地のあちこちに群生していて圧巻!
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ほわほわして見えるのは雄蕊で、数も多いし花びらに比べて長さもかなりある。この形から「穂咲」という名をつけられたそうだ。どうでもいいけど、でんぶ(尻ではなく食品)に似てる気がする。
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日差しが強いとコントラストがきつくなってしまうので、日影に咲いているものを被写体に選んだら幻想的で良い雰囲気に。

かわいいオシドリ団子



湿原内を流れている湯川では、対岸にオシドリの親子鳥を発見。
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何故かママとシンクロするちびっこオシドリが可愛い。
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2羽目が川から上がってきた。
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3羽目もやってきた。
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全員揃った?
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と思ったら、まさかの4羽目!
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みんな無事に育ちますように。
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そのあと母鳥は食事のためか飛び立ってしまったけど、ママがお出かけの間、ヒナたちが寄り添いあっていたのが可愛かった。
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一番左の子が、隣の子に寄りかかっているのが可愛い。
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こちらは河畔でお昼寝中のマガモたち。瞼が白目むいてるみたい。一番手前の子は嘴が黄色いので、オスのエクリプスですね。奥日光ではカルガモは全然見かけなかった。

展望台でノビタキを探すが…



引き続き、自然研究路の木道を進んでいく。その途上で、「赤沼」の由来になった赤い川を発見。
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この色は土壌に含まれる鉄分によるものらしい。生き物にとっては体に悪そうなイメージだったけど、魚が泳いでいたので問題ないのかな。
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30分ほどで、ベンチのある展望台に到着した。うーん、いい景色!ベンチに腰掛けて小休止やランチタイムにする人も多く、戦場ヶ原の息抜きスポットだ。
ノビタキを見るならここがいいと事前に聞いていたので、ワクワクしながら登場を待ったけど、近くには鳥が全然いないし、しかもカンカン照りで陽炎がひどく撮影条件もあまりよくない。というかものすごく日差しが強い。高原なので湿度はないけど、日傘をさしても長時間の出待ちは辛かった。
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一応鳥影が見えたので、ズームしてみたらホオアカの模様。
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赤いほっぺがヒヨドリみたいだ。
一度だけ、湿原の向こうの方から頭の黒い・お腹が白い鳥が飛んできて真上の木に止まった。まさかノビ?と確認する間もなくまた戻っていってしまった。
というわけで、ノビタキには会えず。行けば当然のように会えるものだと思っていたよ……。さえずりの季節はもう終わっていると思うので、せめて6月中に来られれば良かったかも。今度は葉っぱがあまり茂ってない時期、高曇りか曇りの日に来ようっと。
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その代わり、アザミに止まる蝶を撮影。トンボや蝶が枝や草に止まっているのはよく見かけたんだけどなぁ。


この後は刈込湖行きも控えていたので、あとは黙々と木道を歩きすがら鳥探し。
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木の上に猛禽が止まっていたので、よっしゃ!と撮ってみたけど……お馴染みのトビだな、たぶん。でも針葉樹との組み合わせがなんだか絵になる。よく見ると白斑が多いので若鳥?
あとはカッコウがあちこちで鳴いていたけど姿は見えなかったな。カカッコウ、カカコ、みたいに変則的なリズムで鳴く時もあって面白かった。

湯滝V.S.ミソサザイ



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湿原を抜けると一転、柔らかな木漏れ日が差し込む林に入る。聞こえてくる鳥の鳴き声も、カラ類やキビタキが多くなった。
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戦場ヶ原ではこういう苔むした朽木をよく見かけた。
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道の途中で、ころんとした形がかわいいユリの仲間に出会う。花はつつじくらいで、かなり小さかった。後から調べたら、クルマユリと判明。
現在は雨の影響か、湯滝方面へは迂回路を通っていく形になっていた。しばらく歩くと、豪快な滝の音が。
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音の主はこの「小滝」。「小」とはあるけど水量も音も立派。この辺りは浅瀬になっているのでカワガラスキセキレイを探したけど見当たらなかった。
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三脚もフィルターもないけど、出来る限り低いシャッタースピードで。癒される~(*´ω`) 手前のりっぱなキノコも気になる。サルノコシカケかな?


小滝の脇の階段を上り、さらにすすむと動物除けのゲートがあった。そこを抜けると、大迫力の湯滝に到着!!
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湯滝の前には展望台があったり簡単な食堂やコンビニがあったり施設が充実している。早速、焼き団子と焼きおにぎり・みそ汁のセットを買ってランチにする。栄養偏ってるけど朝から歩き詰めで空腹の極みだったので美味い美味い!!トイレも駐車場にあるので、次の行程に向けて英気を養えた。


食後にもう一度湯滝の展望台に行ってみたら、チュイピリリリ…とミソサザイのさえずりが聞こえた。どこだ?と思って枝を見上げてみるが見つからない。
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とおもったら、すぐ近くの、見下ろす位置の枝にいた。ごうごうと流れ落ちる湯滝の音にも負けない、元気いっぱいのさえずりを聞かせてくれた。
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相変らず、丸っこいフォルムが可愛いな~。

前半はここまで。次回は後半湯の湖畔~刈込湖の探鳥記録です。