8月末以来、久しぶりに三番瀬へ。
今冬に入ってから行こう行こうと思いつつ、色とりどりの小鳥たちに気を取られて足を運ばずじまいでした。
着いたのは11時頃。干潮1時間後だったけど、干満差が小さく干潟はあまり広くなかった。
家族連れで賑わっていてあまり鳥もいないので、東側の堤防に移動。堤防の上で休む鳥たちや海に浮かぶ水鳥達を探してみた。
こちらは堤防。手前の茶色い一団は、シギチの大群。
奥にミヤコドリとカモメ軍団。みたところユリカモメとセグロカモメかな。
カラスが来て、一斉に飛びたつシギチーズ。
ハマシギの群れの中に、しれっとミユビシギが混じっている。
近くを通ったのはダイゼンだ。
しばらく観察していると、カモメが数羽飛んできた(中央)
双眼鏡で確認すると、今日のお目当てズグロカモメ!ユリカモメに似ているけど、くちばしが黒いのが特徴だ。
ところで、近くにチドリっぽいのがいるなぁ。シロチドリだったら初見だけどコチドリかもしれないしカウント不可。
海上では初めてのウミアイサを発見。
双眼鏡で見ていたら、スズガモより体が小さく頭の形が違うのですぐにピンときた。
4羽くらいいたけど、見たところ全部♀かな?
時々ユリカモメにちょっかいを出されていた。
そのほか、偶然見つけたビロードキンクロ。去年目撃されていたことは知っていたけど、まだいたのか。
果てしなく遠かったのでトリミングしてみた。それでも一目でわかる個性がすごい!
こちらは何か飛んでいたので、カモメだと思って撮ってみたら尾が二股でアジサシと思われる。
ここまで4種は全部初見。
水辺の鳥にはあまりアンテナ立ててなかったので、メジャーな種でも意外と見たことない鳥が多かったりする。
ズグロカモメが地上に降り立ったので、堤防から干潟に移動した。今回は、換羽の度合いが異なる3羽の子がいた。
一番近くまで来てくれたごま塩くん。ユーモラスで可愛い顔立ちで、ちょっと桜文鳥みたい。
冬羽くん。
夏羽の子もいたけど、遠くの干潟にいたので地上での撮影はほとんど出来ず。
これはユリカモメ笑
その他、ハマシギの大群も干潟にやってきた。ピピピピ~と鳴きながら、干潟をちょこまか走り回って食べ物を探し始める。久々に見たけど、やっぱり小型シギは可愛いな。
わらわら。
わらわらわら。
わらわらわらわら。
これだけの数いると、食べ物が全体にいきわたるのか不思議になる。
なんだか楽しそうなシーンになった。
そしてハマシギの群れに交じって、大好きなミユビシギ発見!
ふっくらした体形と白いお腹がとても可愛いので、ついつい撮ってしまう。抱っこしたい。
お気に入りの一枚。幽体離脱!?
《まとめ》
三番瀬はバスを乗り継いでいくので割と遠いけど、いつ行っても出会いがたくさんあって好きな場所。
春になったら渡りのシーズン到来なので、シギチで賑わう頃にまた行きたいな。
見たかったハジロカイツブリ夏羽に会えなかったのが残念。
《見つけた鳥》
・初見:ズグロカモメ、ウミアイサ、ビロードキンクロ、アジサシ
・セグロカモメ、ユリカモメ、ハマシギ、ミユビシギ、ダイゼン、ミヤコドリ、オナガガモ、スズガモ、ヒドリガモ、ハクセキレイ、オオジュリン